bonsai lab. BS01 を組み立てた話

ブログは続かないなーと反省しつつ、けっこうなイベントだったので書いておく。

会社の同僚とbonsai lab.のBS01という3Dプリンタキットを組み立てました。
9:00から21:00まで、お昼休み1時間を除いてみっちり作業して、やっとこさ完成した時にはもう帰りたくなっていたので、火入れは後日。

ステッピングモーターを動かしてみると、X 軸以外のリミットスイッチが効かない。マニュアルを読んで、コントローラのArduino Mega への配線を確認すると、リミットスイッチのコネクタ接続先が間違っていて、繋ぎ直せばすんなり3軸の初期化が完了しました。

いよいよプリントしてみると、テーブルに1層目が付かなくて、動くたびに吐き出した樹脂を引っ張って行ってしまうので、ゴミみたいなのしかできない。

Extruder の温度を210℃→240℃に、テーブルの温度を60℃→90℃にしたところなんとかくっついてくれるようになったけれど付きが悪い。どうやら3Dプリンタあるあるらしく、テーブルにケープ(整髪料)を吹き付けるとか、のりを塗るとかいろいろな方法で対処するらしいですが、bonsai lab.でBuildTakという1層目の定着を良くするシートみたいなのを売っているらしくそれを注文しました。

BuildTak待ちの中、今度は、プリント中にX軸がガガッとずれる事案が発生。再度、筐体の歪み調整、X/Y軸の歪み調整、グリスアップを行って、いよいよ軸はまともに動くようになりました。

BuildTakが到着し、テーブルの上に乗せてプリントすると、1層目から驚くほどよく付く。パラメータをいじって、Extruder240℃、厚さ0.2mm、テーブル65℃、移動速度min 30mm/s、max50mm/sという、今時点でのベストな設定を導き出し、今までになく綺麗にプリントできましたが、次はBuildTakが反るという問題が。

よくみると、BuildTakの裏には剥離紙があり何かに貼るらしい。調べると、1mmの銅板に貼ってテーブルにクリップで留めるとか、マスキングテープをテーブルに貼った上に貼るとか、ここにも小技が必要とのこと。

いやー、3Dプリンタって簡単じゃないですね。